『イース・メモワール – セルセタの樹海 -』は、果たして神ゲーなのか?それともクソゲーなのか?
「イース」シリーズの中でも特に人気の高い『セルセタの樹海』が、新たな装いで登場。 記憶を失ったアドルが、謎に包まれた樹海を冒険する本作ですが、実際にプレイした人の評価はどうなのでしょうか?
「ストーリーは面白い?」「バトルは爽快?」「グラフィックは綺麗?」 本記事では、そんな疑問を徹底的に解説し、『イース・メモワール – セルセタの樹海 -』の魅力と問題点を詳しくレビューしていきます。
本作が買うべきタイトルかどうか、この記事を読めばきっと判断できるはずです!
『イース・メモワール – セルセタの樹海 -』とは?
『イース・メモワール – セルセタの樹海 -』は、日本ファルコムが開発したアクションRPGで、「イース」シリーズのリメイク作品の一つです。
本作は、2012年にPlayStation Vita向けに発売された『イース セルセタの樹海』を、より高画質・高フレームレートで楽しめるようにしたリマスター版です。 これにより、より快適なプレイが可能になりました。
2012年にPlayStation Vita版PV↓


ストーリーのあらすじ
本作の主人公は、赤毛の冒険家アドル・クリスティン。 彼は記憶を失った状態で、セルセタ地方の街にたどり着きます。
アドルは自らの記憶を取り戻すため、謎多き「セルセタの樹海」へと足を踏み入れることに。 やがて、彼は樹海に隠された壮大な秘密に迫ることになります。
ゲームシステム
『イース・メモワール – セルセタの樹海 -』のゲームシステムは、以下の特徴を持っています。
- スピーディーなアクションバトル – リアルタイムで進行する戦闘システム。敵の攻撃を回避しつつ、スキルを駆使して戦う。
- 自由なパーティ編成 – 仲間キャラクターとともに戦い、プレイヤーは操作キャラを自由に切り替え可能。
- 広大なマップ探索 – 樹海のさまざまなエリアを探索しながら、隠されたアイテムや謎を解き明かす。
- 強化されたビジュアル – リマスター版では、より美しいグラフィックと60fps対応により、快適なゲームプレイが実現。
アクションの爽快感や探索の楽しさがシリーズの魅力ですが、リマスター版ではより遊びやすく進化しています。
発売日・定価・対応機種・ジャンル・メーカー
『イース・メモワール – セルセタの樹海 -』の最新情報をまとめました。 購入を検討している方は、ぜひチェックしてください!
項目 | 詳細 |
---|---|
タイトル | イース・メモワール – セルセタの樹海 – |
発売日 | 2023年7月20日 |
定価 | 6,800円(税別) |
対応機種 | PlayStation 4、Nintendo Switch、PC(Steam) |
ジャンル | アクションRPG |
メーカー | 日本ファルコム |
本作はPS Vita版のリマスターですが、新たにNintendo Switch版やPC版が登場し、より多くのプレイヤーが楽しめるようになっています。
『イース・メモワール – セルセタの樹海 -』の良い点
『イース・メモワール – セルセタの樹海 -』の魅力はどこにあるのか? プレイヤーから高評価を受けているポイントを紹介します。
1. スピーディーで爽快なアクションバトル
本作の戦闘は、リアルタイムで展開するスピーディーなアクションバトルが特徴です。 敵の攻撃をフラッシュムーブ(完璧な回避)やフラッシュガード(ジャストガード)で華麗に避けることで、一気に反撃のチャンスを得られます。
- ボタン一つでスキル発動!シンプルながら奥深い戦闘システム
- 敵の攻撃を読み、回避・ガードを駆使することでスピーディーな戦闘を実現
- パーティメンバーを切り替えながら戦うことで、戦略的な立ち回りが可能
2. 探索が楽しい広大なセルセタの樹海
タイトルにもある「セルセタの樹海」は、広大なエリアでさまざまな秘密が隠されています。 本作の探索要素はシリーズの中でも特に充実しており、「マップ踏破率100%」を目指す楽しさがあります。
- 隠された宝箱やサブクエストが豊富
- 探索することで新たなイベントやストーリーが展開
- マップを埋めると報酬がもらえるので、探索のやりがいがある
3. 魅力的なキャラクターとストーリー
『イース』シリーズは、アドルの冒険譚を描くことで有名ですが、本作も記憶を失ったアドルが真実を探し求めるストーリーが魅力です。 個性豊かな仲間キャラクターも登場し、それぞれの背景がしっかり描かれているのもポイント。
- アドルの記憶を取り戻すというミステリアスな物語
- 仲間キャラとの掛け合いが楽しい
- シリーズを知らなくても楽しめるストーリー構成
4. リマスター版ならではの快適なプレイ環境
リマスター版では、オリジナル版(PS Vita版)と比較して以下のような改良が加えられています。
- フルHD&60fpsで、より滑らかで美しいグラフィック
- 日本語ボイスの追加 – すべてのイベントがフルボイス化
- 高難易度モードの追加 – さらに歯ごたえのあるバトルを楽しめる
これにより、より快適にプレイできるようになり、新規プレイヤーもシリーズファンも楽しめる仕上がりになっています。
『イース・メモワール – セルセタの樹海 -』の悪い点
『イース・メモワール – セルセタの樹海 -』は魅力的な作品ですが、一部のプレイヤーからは改善点も指摘されています。 ここでは、本作の気になるポイントを紹介します。
1. グラフィックのクオリティはやや古い
本作はPS Vita版のリマスター作品であり、最新のゲームと比較するとグラフィックがやや見劣りするとの声があります。
- キャラクターモデルや背景のテクスチャが荒く、現代のゲーム基準では少し物足りない
- リマスターによって高解像度化されたものの、根本的なグラフィックの作り直しはされていない
- 特にPS4やPC版では、グラフィックの粗さが目立つ場面も
とはいえ、アクションRPGとしてのテンポやゲーム性が優れているため、プレイしているうちに気にならなくなる人も多いようです。
2. 難易度のバランスにややムラがある
『イース』シリーズはアクション性の高いゲームですが、本作の難易度バランスは一部で不満の声が上がっています。
- 通常戦闘は比較的簡単だが、ボス戦になると急激に難易度が上がる
- レベルをしっかり上げていないと、ボス戦で詰まりやすい
- 回避やガードを駆使しないと、敵の攻撃が痛すぎる場面も
特にアクションゲームが苦手なプレイヤーにとっては、一部のボス戦が厳しく感じられるかもしれません。
3. ダンジョンのデザインが単調
本作の探索要素は楽しいものの、一部のダンジョンデザインが単調で、似たような景色が続くことがあります。
- ダンジョン内の構造が似通っていて、探索のワクワク感が薄れる
- ギミックが単調で、もう少しバリエーションが欲しい
- 「樹海」という設定上、背景が似たような緑ばかりで変化に乏しい
マップを埋める楽しさはありますが、ダンジョンごとの個性が弱いため、途中でマンネリを感じる人もいるかもしれません。
4. 追加要素は少なめ
リマスター版ではグラフィックの向上やフルボイス化などの変更が施されていますが、完全新規の追加コンテンツはほぼないため、オリジナル版をプレイ済みの人にとっては物足りなさを感じる可能性があります。
- 新規ダンジョンや新ストーリーなどの追加要素はほぼなし
- オリジナル版を遊んだ人にとっては、新鮮味が薄い
- ボリューム自体は変わっていないため、完全新作を期待するとややガッカリする可能性も
とはいえ、シリーズ未プレイの人や、より快適な環境で再プレイしたい人にとっては十分楽しめる作品となっています。
『イース・メモワール – セルセタの樹海 -』は神ゲーかクソゲーか?(結論)
ここまで『イース・メモワール – セルセタの樹海 -』の良い点と悪い点を解説しました。 では、最終的にこのゲームは神ゲーなのか?クソゲーなのか?
5つの評価基準で採点し、総合評価を決定します。
評価項目 | スコア(20点満点) |
---|---|
ストーリー | 18 / 20 |
アクション・戦闘 | 19 / 20 |
探索・冒険の楽しさ | 17 / 20 |
グラフィック | 14 / 20 |
ボリューム・リプレイ性 | 16 / 20 |
総合スコア | 84 / 100 |
結論:『イース・メモワール – セルセタの樹海 -』は神ゲー寄りの良ゲー!
『イース・メモワール – セルセタの樹海 -』は、スピーディーな戦闘、探索の楽しさ、魅力的なストーリーが高く評価されている作品です。 一方で、グラフィックの古さやダンジョンの単調さなど、いくつかの欠点も指摘されています。
しかし、それを差し引いても、アクションRPGとしての完成度は非常に高く、「神ゲー寄りの良ゲー」と言えるでしょう。
シリーズ未プレイの人や、探索&アクションRPGが好きな人にはぜひおすすめのタイトルです!




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