『贄の町 いろむすび』は神ゲーか?それともクソゲーか?
前作『贄の町』のファンディスクとして登場した本作ですが、果たしてその出来栄えは?
対応機種はPC・Nintendo Switch・Steam!
美麗なスチルと独特の世界観が魅力の本作を、実際にプレイした感想・評価を徹底レビューします!

これって神ゲー?それともクソゲー?どっちなの!?

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じゃあ、しっかりレビューしてもらうわよ!

それでは、『贄の町 いろむすび』の魅力を徹底解説していきます!
『贄の町 いろむすび』とは
『贄の町 いろむすび』は、異世界BLアドベンチャーゲーム『贄の町』のファンディスクとして2022年に発売された作品です。
前作のキャラクターたちとの新たなストーリーが展開され、ファンにとっては見逃せない一作となっています。
前作『贄の町』との関係
本作は、前作『贄の町』の後日談やアナザーストーリーを収録したファンディスクです。
前作では、不気味で奇妙な「贄の町」に迷い込んだ主人公・志貴(しき)が、そこで出会うキャラクターたちと交流しながら、町の秘密に迫る物語が展開されました。
『いろむすび』では、その続編として、各キャラクターとのアフターストーリーや新規シナリオが追加されています。
『贄の町 いろむすび』の特徴
- 新規ルート&エンディングを追加 – 前作では語られなかったエピソードや新たな結末が用意されている。
- 美麗なスチルとビジュアル – 前作に引き続き、幻想的で美しいイラストが魅力。
- ファン向けの特別なシナリオ – 各キャラとの関係性がさらに深まるエピソードを楽しめる。
本作は、前作をプレイ済みのユーザー向けに作られているため、初見ではストーリーの理解が難しいかもしれません。
しかし、前作の世界観を気に入った方にとっては、さらに楽しめる要素が詰まった内容となっています。
『贄の町 いろむすび』の発売日・定価・対応機種・ジャンル・メーカー
発売日
- PC版: 2022年8月26日
- Nintendo Switch・Steam版: 2025年5月22日
定価
- PC版: 6,380円(税込)
- Nintendo Switch・Steam版: 5,300円(税抜)
対応機種
- PC(Windows 8.1/10/11)
- Nintendo Switch
- Steam
ジャンル
非日常の彩りを紡ぐADV(アドベンチャーゲーム)
メーカー
- PC版: √ZOMBILiCA
- Nintendo Switch・Steam版: dramatic create
『贄の町 いろむすび』はPC版としてリリースされた後、ファンの要望に応えて家庭用ゲーム機(Nintendo Switch)とSteam向けにも移植されました。
PC版の発売から約3年後の移植となりますが、新たなファン層にも届くことでさらに注目を集めています。
『贄の町 いろむすび』の良い点
『贄の町 いろむすび』は、前作『贄の町』の世界観をさらに掘り下げ、ファンにとって魅力的な要素が追加された作品です。
ここでは、本作の優れた点について詳しく解説します。
① 魅力的なキャラクターと深みのあるストーリー
本作では、前作で登場したキャラクターたちの新たな一面が描かれています。
特に、アフターストーリーでは、それぞれのキャラとの関係がより深まり、感動的なエンディングが用意されています。
また、新規エピソードの追加によって、贄の町の世界観がさらに広がり、プレイヤーの没入感を高めています。
② 美麗なスチルと幻想的なビジュアル
『贄の町 いろむすび』では、新規のスチルやビジュアルが多数追加されており、キャラクターたちの表情や感情がより豊かに描かれています。
幻想的で不気味な町の雰囲気も美しく表現されており、視覚的にも楽しめる作品です。
③ マルチエンディングによるリプレイ性の高さ
本作は、各キャラクターごとに異なるルートが用意されており、選択肢によってエンディングが変化します。
プレイヤーの選択次第で物語の結末が大きく異なるため、何度もプレイして全エンディングを回収したくなる設計になっています。
④ ボイスやBGMのクオリティが高い
キャラクターたちのボイスも本作の魅力の一つです。
豪華声優陣による演技が物語をさらに引き立て、プレイヤーの感情移入を深めます。
また、BGMも作品の雰囲気に合った不気味かつ幻想的な楽曲が多く、ゲームの世界観を引き立てています。
⑤ 前作のファンディスクとしての完成度が高い
『贄の町 いろむすび』は、前作『贄の町』をプレイしたユーザー向けに作られているため、キャラの成長や関係性の変化を楽しめます。
「もっとこの世界を見たい」「あのキャラとの関係をもっと掘り下げたい」というファンの期待に応える内容となっています。
これらの点から、『贄の町 いろむすび』は、前作を楽しんだプレイヤーにとって、非常に満足度の高いファンディスクであると言えるでしょう。
『贄の町 いろむすび』の悪い点
『贄の町 いろむすび』は高評価な要素が多い作品ですが、一部のプレイヤーからは気になる点も挙げられています。
ここでは、本作の惜しい点や、人によっては不満を感じるかもしれないポイントについて詳しく解説します。
① 前作をプレイしていないと理解しづらいストーリー
本作は、前作『贄の町』のファンディスクとして作られているため、前作の内容を知らないとストーリーが理解しにくいです。
キャラクターの関係性や背景が前提として語られるため、未プレイの状態で本作を始めると、登場人物の行動や感情の変化に共感しづらいことがあります。
② 一部ルートのボリュームが物足りない
『贄の町 いろむすび』はファンディスクという性質上、メインストーリーというよりも追加シナリオ的な内容が多くなっています。
そのため、一部のルートは短めに感じることがあり、「もっとキャラの掘り下げを見たかった!」という意見も見られます。
③ シナリオの好みが分かれる
本作のストーリーは、前作と同様にホラー・ダークファンタジーの要素が強く含まれています。
キャラ同士の関係性や心理描写も独特で、プレイヤーによっては苦手に感じる展開もあるかもしれません。
特に、明るい恋愛要素を求めるプレイヤーにとっては、やや重めの内容に感じる可能性があります。
④ 選択肢によっては短時間で終わるルートがある
選択肢によって物語が大きく変化する本作ですが、一部のルートでは短時間でエンディングに到達してしまう場合があります。
「せっかくの追加ストーリーなのに、もう終わってしまった…」と感じるプレイヤーもいるようです。
⑤ システム面での改善点
本作のシステムは基本的に前作を踏襲していますが、一部ユーザーからはスキップ機能の使い勝手や、UIの改善を求める声もあります。
特に、前作をプレイ済みのユーザーにとっては「スムーズに読み進めたい」という要望があり、細かい部分で快適さに欠けると感じる場面があるようです。
以上の点から、『贄の町 いろむすび』は前作を楽しんだプレイヤー向けの作品である一方、ボリュームやストーリーの雰囲気などで賛否が分かれる部分もあることがわかります。
『贄の町 いろむすび』は神ゲーかクソゲーか?(結論)
『贄の町 いろむすび』は、前作『贄の町』を愛したプレイヤーにとっては間違いなく「神ゲー」と言える作品です。
追加ストーリーや美麗なスチル、新規エンディングが楽しめる点は、ファンディスクとしての完成度が高い証拠です。
一方で、前作未プレイの方にとっては、物語の前提がわかりづらかったり、一部ルートが短いと感じることがあるため、全プレイヤーにとっての「神ゲー」とは言い切れない側面もあります。
総合評価(100点満点)
評価項目 | 点数 |
---|---|
ストーリー | 85点 |
キャラクター | 90点 |
グラフィック | 95点 |
システム | 80点 |
ボリューム | 75点 |
総合得点 | 85点 |
総評
『贄の町 いろむすび』は、ファン向けの作品としては非常に満足度が高い仕上がりになっています。
ただし、ボリューム面や一部ルートの短さに物足りなさを感じることもあり、万人向けの作品とは言えません。
前作が好きで、キャラクターたちのその後の物語をもっと知りたい人には間違いなくおすすめできる作品です!




まるでこの町に迷い込んだような没入感…最高でした!


でも、逆に言えば前作を遊んだ人なら確実に楽しめるはず!


もし未プレイなら、まずは前作から遊ぶのがおすすめです!
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