「ドラゴンクエストI&II」は神リメイクか?それとも古臭いだけのクソゲーか?
HD-2Dで蘇った伝説の冒険、その真価を徹底検証します。
発売日や対応機種、評価ポイントを詳細に解説。
初代&IIを未体験でも楽しめる?懐かしさと新しさは両立しているのか?
購入前に絶対読んでおきたい感想・レビューまとめはこちら!


ドラゴンクエストI&IIとは
『ドラゴンクエストI&II』とは、1986年と1987年に発売された初代ドラクエと続編をHD-2Dグラフィックでリメイクした作品です。
前作『ドラゴンクエストIII HD-2Dリメイク』の高評価を受けて、本作の制作が決定しました。
1980年代の名作RPGが、現代のグラフィックとUIで再構築されています。
HD-2Dで蘇る伝説の冒険
HD-2Dとは、2Dドット絵と3DCGを融合させた美麗なビジュアル表現で、まるで絵本のような世界観を演出します。
スクウェア・エニックスが誇るビジュアル技術により、オリジナルの雰囲気を残しつつ、光と影の演出やサウンドが大幅に強化されています。
また、UIやメニューも現代的に最適化されており、スマートな操作性が実現されています。
さらに、シナリオの補完要素やイベントの追加も行われており、既プレイユーザーも新鮮な気持ちで楽しめる構成です。
特に『I』と『II』がシームレスに繋がる構成は、シリーズの原点を改めて体験するうえで非常に魅力的です。
ドラゴンクエストI&IIの発売日・定価・対応機種・ジャンル・メーカー
本作『ドラゴンクエストI&II HD-2Dリメイク』は、2025年10月30日(木)に発売予定です。
スクウェア・エニックスによる公式発表では、複数の最新プラットフォームに対応し、幅広いユーザー層に向けて展開される予定となっています。
特に注目すべきは、最新機種だけでなく、従来のSwitchにも対応している点で、買い替えを考えていないユーザーにも配慮された構成です。
発売日・価格・対応プラットフォームまとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 2025年10月30日(木) |
定価(予想) | 8,778円(税込)※ダウンロード版同価格 |
対応機種 | Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Steam、Microsoft Store (Windows) |
ジャンル | ロールプレイングゲーム(RPG) |
メーカー | スクウェア・エニックス |
ジャンルは王道のRPG。
「ロト三部作」として語り継がれる物語の始まりであり、多くのRPGに影響を与えた作品です。
メーカーは『ファイナルファンタジー』シリーズなどで有名なスクウェア・エニックス。HD-2D化による再構築においても、品質と信頼性が高いと評価されています。
ドラゴンクエストI&IIの良い点
HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』は、単なるリメイクではなく原作の魅力を最大限に引き出しつつ、現代に合わせて大幅に進化した作品です。
古き良きRPGの持つ「冒険のワクワク感」はそのままに、ビジュアル・サウンド・操作性が向上し、すべてのユーザーが快適に楽しめる設計となっています。
グラフィックの進化と演出面
HD-2Dのビジュアルは、まるで水彩画のようなタッチで描かれたフィールド、建物、キャラクターが美しく調和し、過去と未来が交錯する独特の世界観を表現しています。
とくに天候や時間の変化、ライティングの効果により、同じ場所でもまったく異なる雰囲気を感じられる点が高評価ポイントです。
また、戦闘やイベントシーンではカメラ演出が工夫されており、物語への没入感が格段にアップ。
ドラクエらしい「音と光の演出」が、現代のプレイヤーにも新鮮な驚きを与えてくれます。
ストーリーとゲームバランス
『I』と『II』は、それぞれ独立したストーリーながら、通してプレイすることで「ロト伝説」の起源から伝承までを連続体験できる構成となっています。
今回のリメイクでは、イベントの追加や一部会話のリライトにより、キャラクターへの感情移入度が向上しています。
ゲームバランスについても再調整が行われており、現代のテンポに合ったレベル設計・成長システムが実装されています。
無駄な戦闘や理不尽な難易度は緩和され、誰でも「名作の面白さ」を味わえるよう工夫されている点は特筆に値します。
良い点まとめ:
- HD-2Dによる圧倒的ビジュアル
- 新規イベントや台詞の追加による没入感向上
- 戦闘テンポや成長曲線が現代向けに再設計
- 2作品を一括で楽しめるコスパの良さ
- ボイスなしでも伝わる「静の演出」
ドラゴンクエストI&IIの悪い点
本作は完成度の高いリメイクですが、一部では「惜しい点」「改善してほしい点」も指摘されています。
特に原作の設計思想を踏襲した部分については、現代のゲームと比較して「古臭い」「不親切」と感じるユーザーもいます。
以下では、実際のプレイヤーの声をもとに、悪い点を整理して紹介します。
古さを感じるシステム
本作では、あえて原作の操作体系やゲーム設計をベースにしている部分があり、それが懐かしさと同時に煩わしさとして受け取られることがあります。
例として、目的地までの移動に時間がかかる点や、回復・アイテム使用時のメニュー階層が深い点などが挙げられます。
さらに、オートセーブやスキップ機能が限定的なため、カジュアルゲーマーからは「手間がかかる」との指摘も。
バランス調整が現代的になったとはいえ、「昔ながらの難しさ」に直面して途中で挫折するプレイヤーもいるようです。
新規ユーザーにはやや敷居が高い?
ストーリーやUIは改善されているものの、ドラクエシリーズ未経験者や若年層にとっては、展開がシンプルすぎて物足りなく感じる場合があります。
現代のRPGに慣れているユーザーにとっては、ダンジョンや敵のバリエーション、演出面での物語の盛り上げ方に「緩やかさ」を感じる可能性も。
また、ボイス演出が存在しない点も評価が分かれるポイントです。
「ボイスなしこそドラクエ」と感じるファンもいれば、「没入感に欠ける」と感じるユーザーもおり、プレイヤーの好みによるところが大きいです。
悪い点まとめ:
- 一部UIや操作感が旧作風で不便
- オートセーブや高速移動機能の不足
- 現代RPGに比べると演出や構成が地味
- ドラクエ未経験者には取っつきにくい展開
- ボイス未対応による演出面の弱さ
ドラゴンクエストI&IIは神ゲーかクソゲーか?(結論)
結論から言うと、『ドラゴンクエストI&II HD-2Dリメイク』は「神リメイク」に近い高品質な作品です。
ビジュアルと演出は文句なしの出来で、原作の持つ「伝説感」を最大限に引き出しています。
一方で、システムの古さや導線設計など一部に時代を感じる部分があり、万人向けとは言い切れない点も残っています。
「懐かしさ」と「現代性」のバランスが非常に高水準で融合された一作。
特に『ドラゴンクエストIII HD-2Dリメイク』でシリーズに触れたユーザーにとって、本作はその前日譚としての魅力を十二分に発揮します。
5つのパラメーターと総合評価(100点満点)
評価項目 | 点数(20点満点) | コメント |
---|---|---|
グラフィック | 20点 | HD-2Dの完成度は圧巻。感動レベルの再現度。 |
ストーリー・構成 | 18点 | オリジナルの良さを維持しつつ、細かな補完が◎ |
操作性・UI | 15点 | やや煩雑さは残るが、慣れれば問題なし。 |
難易度・バランス | 17点 | 適度な調整が入り、程よい歯ごたえ。 |
没入感・演出 | 18点 | 光と影の演出が物語に深みを与えている。 |
総合得点 | 88点 | 高水準の神リメイク。レトロRPG好きには必携。 |


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いざ、ロトの伝説をその手に!
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