『Beyond The Ice Palace 2』は神ゲーか?クソゲーか?
1988年の名作『Beyond The Ice Palace』の正式な続編が、ついに発売・配信されました。現代の技術で甦ったドット絵アクションは、実際に遊んでみるとどうだったのか──本記事は発売後の実プレイに基づくレビューです。
購入を検討している人向けに、長所・短所を整理して結論まで示します。


『Beyond The Ice Palace 2』とは
『Beyond The Ice Palace 2』は、1988年にAmigaやAtari ST向けに発売されたアクションゲームの正式な続編で、現行機(PS5/Switch/Steam)向けにリビルドされた2Dアクションアドベンチャーです。レトロなドット絵を基調にしつつ、エフェクトやアニメーション、操作レスポンスが現代仕様に調整されています。
ストーリー(簡潔)
王国を支配する邪悪な力によって希望を失った世界で、呪われし王となった主人公が“封印された鎖”の力を使い、亡国を取り戻す旅に出るというダークファンタジー。演出は割と控えめで、アクション中心の作りだ。
前作との違い(主要点)
- グラフィック:オリジナルのドット絵を踏襲しつつ、ライティングやパーティクルで見映えを向上
- アクション:新ギミックの「鎖」を使った攻撃・移動が核
- 探索:隠しエリアや仕掛けが増え、メトロイドヴァニア風の探索性を追加
- ボス戦:パターン理解が重要なスキル寄りの戦闘が中心
- 音楽:シンセ主体でオリジナル曲を再構築
前作のノスタルジーを残しつつ、現代の遊びやすさを意識したリメイク兼続編だ。
発売情報(現在の状況)
本作は発売・配信済みです。各プラットフォームで購入・ダウンロードが可能になっています。
発売日(実際の発売)
- PlayStation®5 / Nintendo Switch™版:2025年3月13日(発売・出荷済み)
- PC(Steam)版:2025年3月10日(配信開始)
価格(発売時点)
| 販売形態 | 価格(税込) |
|---|---|
| パッケージ版(PS5 / Switch) | 4,180円 |
| ダウンロード版(PS5 / Switch / PC) | 3,800円 |
対応機種
- PlayStation®5
- Nintendo Switch™
- PC(Steam)
ジャンル・開発・販売
- ジャンル:アクションアドベンチャー(2D探索型)
- 開発:Amaze Entertainment
- 販売:オーイズミ・アミュージオ
発売後に分かった良い点(実プレイに基づく)
本作を実際に遊んで特に評価できる点を挙げます。具体的な場面や数字を示しながら説明します。
1) ドット絵と演出の完成度が高い(視覚的満足感90)
氷の宮殿やダンジョンの背景、ボスのスプライトは細部まで丁寧に描かれている。光の当たり方やパーティクルの使い方が古臭さを消し、プレイ中の視認性も良好だ。短いカットインや効果音の使い方も洗練されている。
2) 鎖を軸にした操作が手応えある(手応え85)
鎖を振る・投げる・引き寄せるといったアクションがゲームの軸。ボスや仕掛け攻略で使い分けが求められ、単調になりにくい設計だ。操作は慣れるまで多少の試行が必要だが、慣れれば戦闘の幅が広がる。
3) 探索と発見の楽しさがある
隠し通路やギミックの配置に工夫があり、目的地に直進するだけでは見つからない収集要素がある。強化アイテムや追加ストーリーの断片を回収することで、再プレイ意欲が刺激される。
4) 音楽・サウンドの質が高い
シンセを基調にしたBGMは場面ごとの雰囲気作りに寄与している。ボス戦の楽曲はテンポとアレンジが緊張感を高め、戦闘のモチベーションを持続させる。
発売後に指摘された問題点(実プレイと一部ユーザー報告を踏まえて)
良い部分と同じくらい、実際に遊んで顕在化した問題点もあります。購入前に知っておくと後悔が少ない。
1) 高めの難易度(バランスにムラあり:70)
初見殺しトラップや即死ギミックが複数あり、覚えゲー要素が強い。多くのプレイヤーは序盤〜中盤で幾度か詰まるため、アクション初心者には厳しい。一方でそれを楽しめる人には達成感がある。
2) ボリュームは控えめ(目安6〜8時間:65)
メインストーリーはおおむね6〜8時間でクリア可能。探索で隠し要素を回収するともう少し伸びるが、価格帯と比べて「長時間遊べる」とは言いにくい。追加DLCや周回要素の実装が望まれる。
3) 一部判定やチェックポイント配置に不満
攻撃判定のシビアさや、チェックポイント間隔が長い箇所があり、繰り返し死亡する局面でストレスを感じることがある。現時点では小規模のパッチで若干の調整が入っているが、根本的なバランスはプレイヤーの腕前に依存する。
4) ストーリー演出は控えめ
世界観は魅力的だが、カットシーンやキャラクター掘り下げは最小限。物語を深く味わいたい人には不足感が残る。
発売後の現状(まとめ)
- 配信・発売済みで購入可能。価格はダウンロードで3,800円、パッケージで4,180円。
- 現時点で大きな致命的バグは報告されていないが、難易度面で賛否が分かれている。
- 開発元は細かなバランス調整やバグ修正のパッチを配信しており、今後DLCや追加要素が検討される可能性がある(メーカー発表に基づく予定情報は未確認)。
『Beyond The Ice Palace 2』の評価(当サイトの発売後レビュー)
以下は本サイトが発売後の実プレイをもとに付けた点数です。数値は当編集部の主観的評価であり、プレイスタイルによって感じ方は変わります。
| 項目 | 評価(100点中) | コメント |
|---|---|---|
| グラフィック | 90 | ドット表現と現代演出が好相性。ビジュアル面での満足度が高い。 |
| ゲームシステム | 85 | 鎖を中心にした操作系は魅力的。戦略性があり繰り返し遊べる。 |
| 難易度バランス | 70 | 高難度寄りでムラがある。上級者向けの調整が強め。 |
| ボリューム | 65 | メインは6〜8時間。探索を含めてもやや物足りない。 |
| コスパ | 80 | 作りの良さを考えると価格相応。ただし長時間遊びたい人には割高感も。 |
| 総合評価 | 78/100 | レトロアクション好きには強く薦めたい一作。ただしアクション苦手な人は覚悟が必要。 |
結論:神ゲーかクソゲーか?(最終判断)
- レトロ風で硬派なアクションを求める人は買い。手触りと演出、戦闘の手応えは満足できる。
- カジュアルに遊びたい人やストーリー重視の人には慎重推奨。高難度やボリューム面での不満が出やすい。
- 今後のパッチやDLC次第で評価がさらに上がる可能性大。現段階でも78点相当の良作だ。












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