あの伝説のピンクヘアが帰ってきた!
2025年9月、懐かしの名作『オレっ!トンバ』が『オレっ!トンバ Special Edition』として現行機に復活。
果たしてこれは「神ゲー」なのか?それとも「クソゲー」なのか?
懐かしさ×最新機能を携えたこのリマスター版の魅力と落とし穴を、徹底レビューします!
「ミュージアムモード」「どこでもセーブ」「巻き戻し機能」など、現代的な快適プレイを実現しつつ、オリジナルの良さはそのままに。
藤原得郎氏の名作が、令和のゲーマーにどう評価されるのか?
この記事を読めば、購入すべきかどうかがわかります!


『オレっ!トンバ Special Edition』とは
『オレっ!トンバ Special Edition』は、1997年に初代PlayStation向けにリリースされた伝説のアクションゲーム『オレっ!トンバ』のリマスター版です。
開発は藤原得郎氏(『魔界村』『ロックマン』などのクリエイター)によって手がけられ、発売当時からそのコミカルでアグレッシブなアクション性と、クエスト型ステージ設計で高い評価を受けてきました。
今回のSpecial Editionでは、現代のゲーム機向けに最適化されており、新規プレイヤーにも親しみやすいシステムが数多く搭載されています。
さらに、ファン垂涎の開発資料やイラスト、藤原氏のインタビュー映像なども収録</strongされており、ただのリマスターを超えた“作品集”的な魅力もあります。
2.5Dアクション×RPG要素の融合
本作は2.5D横スクロールアクションと、RPGのようなミッション&アイテム収集要素を融合させたゲーム性が特徴です。
プレイヤーは、野生児「トンバ」を操作し、魔ブタ族に奪われた大切な形見を取り戻す冒険へと旅立ちます。
ステージごとに用意された「イベントクエスト」形式</strongの目標を達成していくスタイルは、当時としては非常に革新的で、現在でも色褪せないデザインです。
アクションに加え、探索や収集の楽しさがあり、子どもから大人まで楽しめる設計</strongとなっています。
リマスター版で追加された最新機能
- どこでもセーブ:プレイの自由度が格段に向上
- 巻き戻し機能:アクションミスを即座に修正可能
- アナログコントロール対応:操作性が滑らかに
- ミュージアムモード:開発資料やイラストが閲覧可能
- リマスター音源:藤田晴美氏による音楽を高音質化
- インタビュー映像:藤原得郎氏の秘話を収録
これらの機能は、単なるグラフィックのリマスターにとどまらず、プレイ体験そのものを大きく向上</strongさせています。
往年のファンも、初プレイのユーザーも、快適かつ懐かしいゲーム体験</strongを味わえるのが本作の魅力です。
『オレっ!トンバ Special Edition』の発売日・定価・対応機種・ジャンル・メーカー
『オレっ!トンバ Special Edition』は、クラシックゲーム愛好家と新規プレイヤーの両方に向けて、現行機に最適化されたフル機能版リマスターとして登場します。
以下に、公式に発表されている基本情報をまとめました。
発売日と価格
項目 | 詳細 |
---|---|
Steam版発売日 | 2024年7月31日 |
Switch/PS5版発売日 | 2025年9月4日予定 |
通常版価格 | 4,980円(税込) |
デラックスエディション価格 | 7,980円(税込) |
対応機種
- Nintendo Switch
- PlayStation 5
- Steam(PC)
ジャンル
横スクロールアクション×クエスト型アドベンチャー(2.5Dアクション)
アクションゲームにRPG的要素を融合したユニークな構成で、収集・探索・イベントクリア型のステージが中心です。
メーカー・開発陣
- 開発元:Whoopee Camp(復活プロジェクトチーム)
- 販売元:Limited Run Games
- プロデューサー:藤原得郎(『魔界村』『ロックマン』の生みの親)
懐かしさと革新が融合した名作のリマスターとして、本作は単なる復刻に留まらず、新たなファン層の獲得も狙ったタイトルとなっています。
『オレっ!トンバ Special Edition』の良い点
『オレっ!トンバ Special Edition』は、リマスター作品でありながら、オリジナルの魅力を忠実に再現しつつ、現代的な快適性を備えています。
ゲームファンにとって「良リマスター」のお手本とも言える完成度であり、以下の点が高く評価されています。
① プレイヤーフレンドリーな最新機能
どこでもセーブや巻き戻し機能は、アクションゲーム初心者にとっても非常にありがたい要素です。
当時のゲームは難易度が高く、セーブポイントも限られていましたが、これらの追加により、ストレスフリーなプレイが可能</strongになりました。
② トンバの魅力が色褪せない
主人公「トンバ」のキャラクター性は、時代を超えても魅力的です。
ワイルドで表情豊かなビジュアルと、“噛みついて敵をぶん投げる”という斬新なアクションは、今でも新鮮な驚きを与えます。
③ リッチな追加コンテンツ
ミュージアムモードにより、開発時の資料やアートワーク、藤原氏のインタビューが収録されているのは大きな魅力です。
「遊ぶ」だけでなく、「知る」「学ぶ」楽しさも詰まっており、ゲームの歴史的価値に触れられる貴重な体験を提供しています。
④ 現代でも通用するゲームデザイン
クエスト形式の進行やステージごとのイベント、収集要素の多さなど、今のインディーゲームでも見られるような要素がすでに備わっており、リマスターというより「先進的な作品の再発見」と言えます。
⑤ デラックスエディションの豪華特典
ファン向けにはたまらない特典も多数付属。
アートカードやアクリルスタンド、2枚組サントラCDなど、パッケージとしての所有満足度も高いのが特徴です。
特典内容 | 詳細 |
---|---|
三方背ケース | 高級感ある外装ケース |
アートカード4枚 | 美麗な公式イラスト |
アクリルスタンド | トンバ&コマブタのフィギュア風スタンド |
サウンドトラックCD(2枚組) | 藤田晴美氏の名曲をリマスター |
『オレっ!トンバ Special Edition』の悪い点
『オレっ!トンバ Special Edition』は高品質なリマスターとして高評価を得ていますが、全てが完璧というわけではありません。
現代のプレイヤー視点で見た際の不満点や改善余地もいくつか存在します。
① グラフィックの進化に限界がある
本作はリメイクではなくリマスターであるため、基本的なグラフィックは1997年当時のポリゴンベースをそのまま活かしています。
ピクセル調やポリゴンの質感にレトロな魅力を感じるファンには問題ありませんが、現代的な高精細グラフィックを期待しているプレイヤーにとっては物足りなさを感じる部分があります。
② アクション性に時代的古さが残る
ジャンプの挙動や攻撃の当たり判定、モーションの硬さなど、操作感に“レトロゲームらしさ”が強く残っています。
これらは当時の味とも言えますが、現代の滑らかなアクションに慣れているユーザーにとっては違和感のあるポイントになる可能性があります。
③ ゲーム内ナビゲーションがやや不親切
『トンバ』特有のクエストベースの進行は魅力である反面、次に何をすれば良いのかが分かりにくいと感じる場面もあります。
当時の「手探りで攻略する楽しさ」は再現されていますが、ヒントやマップガイドなどの補助機能が不足</strongしているため、迷いやすくなる場面が出てきます。
④ プレイボリュームが短いと感じる可能性
本作はメインストーリーだけなら6〜8時間ほどでクリア可能な設計となっており、昨今の大ボリューム作品と比べるとコンパクトです。
コンプリートを目指す場合は20時間前後になりますが、短いと感じるプレイヤーも存在します。
⑤ マルチプレイやオンライン要素が無い
『オレっ!トンバ Special Edition』はあくまでシングルプレイ専用タイトルであり、協力プレイやランキング、DLCといった現代的な拡張要素は搭載されていません。
リマスター作品という前提を踏まえれば当然ではありますが、遊びの幅の狭さを感じるユーザーもいるかもしれません。
『オレっ!トンバ Special Edition』は神ゲーかクソゲーか?【結論】
結論から言うと、『オレっ!トンバ Special Edition』は「懐かしさ」と「快適さ」が絶妙に融合した“良質リマスター”です。
特に当時のファンにとっては間違いなく神ゲー級の価値を持ち、新規プレイヤーでも2.5Dアクションの原点的魅力を味わうことができます。
ただし、操作性の古さやボリュームの少なさなど、全プレイヤーに万能に刺さるわけではなく、ある程度レトロゲームへの理解や愛着が求められる一面も存在します。
以下に、本作を多角的に評価した5つのパラメーターと総合得点を提示します。
評価項目 | 点数(20点満点) | 解説 |
---|---|---|
グラフィック | 15点 | オリジナルの風味を活かしたリマスター。派手さはないが味がある。 |
操作性・快適性 | 17点 | どこでもセーブや巻き戻し機能が高評価。アクション部分の古さはややマイナス。 |
ゲーム内容・ボリューム | 16点 | クエスト構成と収集要素は豊富だが、プレイ時間はやや短め。 |
ファンサービス | 19点 | ミュージアム、特典物、藤原氏のインタビューなど盛り沢山。 |
価格・コスパ | 17点 | 5,000円以下でこの内容なら納得。デラックス版も魅力的。 |
総合得点 | 84点 / 100点 | 間違いなくファン必携の“準・神ゲー”クラス |
懐かしの名作を最良の形で蘇らせた本作は、「クソゲー」と呼ぶにはあまりに高品質。
レトロゲーム愛好者、そして藤原作品ファンには全力でおすすめできる一本です。


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