「十鬼の絆」は果たして神ゲーなのか?それともクソゲーなのか? 気になる評価と感想を徹底調査。 SwitchやVitaで復刻された名作乙女ゲームの魅力や欠点を明らかにします。 キャラクターの魅力、糖度、声優の演技、シナリオ構成……。 あなたの推しキャラは果たして神か、それとも闇に堕ちるのか!? 初心者からファンまで必見のレビュー記事で、購入前の不安を解消しましょう!


十鬼の絆とは
「十鬼の絆(ときのきずな)」は、アイディアファクトリーの乙女ゲームブランド「オトメイト」が手掛ける、 戦国×妖異×恋愛をテーマにした作品です。 もともとはPlayStation Portable(PSP)用に発売され、後にVitaやNintendo Switch向けにリメイク・移植され、今なお多くのファンを抱える人気タイトルです。
舞台は幕末の日本、鬼と人間が共存する架空の世界。 プレイヤーは主人公となり、十鬼衆と呼ばれる鬼の一族の青年たちと絆を深めつつ、国家の存亡を懸けた戦いに巻き込まれていきます。 ストーリーは各キャラクターごとに分岐する形式で、恋愛要素と戦国ドラマの融合が大きな魅力となっています。
ストーリーあらすじ
主人公・千歳(ちとせ)は、十鬼衆の一族の一人。 ある日、鬼たちを巡る国家間の陰謀に巻き込まれ、仲間と共に江戸へと向かいます。 そこで出会うのは、同じ十鬼衆のメンバーたち。 千岳(せんがく)、千耶(ちや)、秦、千鬼丸など、個性豊かなキャラクターたちとの出会いが、物語を彩っていきます。
ストーリーはルートによって全く異なる展開を見せ、シリアス展開から恋愛エンディング、感動の別れまで多彩な展開が用意されています。 それぞれのキャラクターが抱える「闇」との向き合い方が、作品に深みを与えているのです。
『薄桜鬼』との関連性
『十鬼の絆』は、同じオトメイト作品である「薄桜鬼」シリーズと世界観を共有しています。 直接的なつながりはありませんが、幕末という時代背景、鬼という設定、剣劇ロマンと恋愛要素など、共通点が多数存在。 「薄桜鬼」ファンであれば、すぐに世界に入り込めることでしょう。
十鬼の絆の発売日・定価・対応機種・ジャンル・メーカー
『十鬼の絆 for Nintendo Switch』は、オトメイトの人気乙女ゲームシリーズ『十鬼の絆』とそのファンディスク『花結綴り』を一つにまとめた移植版です。 2025年6月19日に発売予定で、対応機種はNintendo SwitchおよびNintendo Switch Liteとなっています。
項目 | 詳細 |
---|---|
タイトル | 十鬼の絆 for Nintendo Switch |
発売日 | 2025年6月19日 |
価格 | 通常版・DL版:7,700円(税込) 特装版:9,900円(税込) |
対応機種 | Nintendo Switch / Nintendo Switch Lite |
ジャンル | 女性向け恋愛アドベンチャー(ADV) |
メーカー | アイディアファクトリー(オトメイト) |
原画 | miko |
シナリオ | 藤澤経清 ほか |
CEROレーティング | C(15歳以上対象) |
特装版には、特典小冊子や復刻ドラマCDなどの豪華特典が同梱されています。 詳細は公式サイトをご確認ください。
十鬼の絆の良い点
『十鬼の絆』が今なお高く評価される理由は、そのキャラクターの深み、恋愛描写の濃さ、美麗なビジュアル、重厚なシナリオ構成にあります。 以下では、それぞれの魅力を詳しく解説します。
推しキャラ人気ランキング(千歳・千岳・千耶 ほか)
本作には、個性豊かで魅力的な十鬼衆メンバーが揃っています。 特に女性ファンから熱烈な支持を受けているキャラは以下の通りです。
順位 | キャラクター名 | 魅力ポイント | CV |
---|---|---|---|
1位 | 千歳 | 誠実で仲間思い。主人公ポジションで感情移入しやすい。 | 神谷浩史 |
2位 | 千岳 | クールで頭脳派。ツンデレ要素が光る。 | 鳥海浩輔 |
3位 | 千耶 | 兄貴肌で情熱的。包容力抜群。 | 森久保祥太郎 |
4位 | 秦 | おっとり系の癒しキャラ。笑顔の裏に闇を抱える。 | 遊佐浩二 |
5位 | 千鬼丸 | 敵キャラながら根強い人気。ギャップ萌え。 | 宮野真守 |
声優陣も豪華で、演技力の高さがキャラクターの魅力を何倍にも引き立てています。
糖度(恋愛描写)とシナリオ構成の魅力
『十鬼の絆』は恋愛描写(糖度)が高めで、しっかりとした心理描写と恋の進展が描かれています。 各キャラルートでは、甘々な展開から切ない別れ、すれ違いを経ての再会といった多様なパターンが用意されており、乙女ゲーマーの心をつかんで離しません。
また、戦いと恋のバランスが絶妙で、「ただの恋愛ゲーム」では終わらない物語の深さが高く評価されています。 ファンディスク『花結綴り』では、本編後のアフターストーリーや新たなルートも楽しめるため、満足度が非常に高いです。
十鬼の絆の悪い点
『十鬼の絆』は完成度の高い乙女ゲームである一方、旧作由来のシステム面の不便さや、攻略順の制限など、プレイヤーによっては気になる点もいくつか存在します。 以下に代表的なマイナスポイントを紹介します。
システム面の古さと改善点
『十鬼の絆』はもともとPSP向けに開発された作品であり、そのためUI(ユーザーインターフェース)や演出のテンポにやや古さが残っています。 以下のような声が多く見られました:
- 選択肢ジャンプが少なく、スキップの効率が悪い
- バックログ機能が不親切で、音声再生ができない
- シーン回想やCG鑑賞モードの使い勝手がやや劣る
Switch版では多少改善されていますが、最近の乙女ゲーと比較するとインターフェースの古さは否めません。 UIにこだわるプレイヤーにとっては、少々ストレスに感じる可能性があります。
攻略順やルートロックの不便さ
『十鬼の絆』では、一部キャラのルートがロック形式になっており、特定の順番でないと攻略できない仕様です。 このため、推しキャラを一番最初に攻略したいというプレイヤーには、やや不自由さを感じさせます。
問題点 | 影響 |
---|---|
ルートロック(千鬼丸など) | 特定キャラは後半まで攻略不可、ネタバレの恐れ |
ルートの固定攻略順 | 自由度が低く、繰り返しプレイにやや不便 |
ただしこのルート構成には、物語の世界観や伏線回収のための意図的な構成とも言える側面があるため、一概に欠点とは言い切れません。 とはいえ、自由度の高さを求めるユーザーにはマイナスに感じる可能性があります。
十鬼の絆は神ゲーかクソゲーか?(結論)
数ある乙女ゲームの中でも、『十鬼の絆』はストーリー性、キャラクター、糖度の高さにおいて非常に評価の高いタイトルです。 一方で、UIや攻略順の制限など、時代を感じる部分も否定できません。 そのため、レトロ感を楽しめるプレイヤーや、「薄桜鬼」などの世界観が好きな人にとっては神ゲー。 逆に、最新の快適仕様や自由度を求める人には、やや合わない部分もあるかもしれません。
以下に、5つの観点から総合的に評価した結果を示します:
評価項目 | 点数(20点満点) | コメント |
---|---|---|
ストーリー | 18点 | 重厚な世界観と感動的な展開が魅力。 |
ビジュアル | 17点 | miko氏の美麗イラストが際立つ。 |
糖度(恋愛要素) | 19点 | 各キャラルートに甘く切ない恋愛描写が濃密。 |
操作性・UI | 13点 | 旧作由来の操作感に古さあり。 |
キャラクターの魅力 | 20点 | 個性豊かで演技も秀逸、推しが見つかる。 |
総合得点 | 87点/100点 | 乙女ゲームファン必見の神ゲー寄り! |
結論: 『十鬼の絆』は、キャラ重視・糖度重視・シナリオ重視のユーザーにとっては間違いなく神ゲー候補です。 システムに多少目をつむれば、感情を揺さぶる名作乙女ゲームと断言できるでしょう。


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