あなたは悪魔を信じますか? 2025年8月7日に発売される新作ホラー『FAITH:The Unholy Trinity』は、80年代風のピクセルアートと不気味な演出で話題沸騰中。 宗教ホラーとエクソシズムをテーマにした本作は、果たして“神ゲー”なのか、それとも“クソゲー”なのか? 本記事では『FAITH:The Unholy Trinity』の魅力と不安要素を徹底レビューし、SNSの声や他作品との比較も交えながら、ズバリ予想的中させます!


FAITHとは
『FAITH:The Unholy Trinity』は、宗教ホラーをテーマにしたピクセルアートスタイルのホラーアドベンチャーゲームです。 開発はAirdorf Games、パブリッシャーはNew Blood Interactiveが担当しており、海外インディーゲームシーンで高評価を得た3部作を1本にまとめた完全版として、2025年8月7日に日本で正式リリースされます。
プレイヤーは「ジョン神父」として悪魔に取り憑かれた人々と対峙し、十字架を用いて悪魔祓いを遂行します。 ゲームは1980年代のMS-DOSスタイルのレトログラフィックと、合成音声による不気味なナレーション、ジャンプスケア演出などが特徴です。
ホラー要素だけでなく、プレイヤーの選択によって結末が分岐するマルチエンディング形式を採用しており、恐怖の中に物語性とリプレイ性を兼ね備えた作品です。
レトロと恐怖の融合が生み出す異質な体験
本作最大の特徴は、あえて時代遅れの8bit風グラフィックを採用している点です。 その粗い映像表現が逆にプレイヤーの想像力を刺激し、視覚的な恐怖を補完する仕組みになっています。
また、聖書の引用や悪魔の台詞が合成音声で再生されることで、80年代のオカルト映画を彷彿とさせる空気感を醸し出します。 「The Exorcist(エクソシスト)」や「悪魔のいけにえ」などのクラシックホラーに影響を受けたとされ、宗教的モチーフが全面に押し出された硬派な作風です。
FAITHの発売日・定価・対応機種・ジャンル・メーカー
『FAITH:The Unholy Trinity』は、オリジナルPC版が2022年10月21日にリリースされ、その後2024年10月10日にはNintendo Switch版が日本を含む地域で発売予定と発表されました。 最新情報として、日本語版は2025年8月7日発売と公式にアナウンスされています。
発売日と定価
プラットフォーム | 発売日 | 価格(税別) |
---|---|---|
PC(Steam / itch.io) | 2022年10月21日 | USD 14.99(約2,160円) |
Nintendo Switch(海外) | 2024年10月10日 | USD 14.99 |
Switch(日本語版) | 2025年8月7日 | 未定(海外価格と同等の見込み) |
対応機種・ジャンル
- 対応機種:Windows(Steam/itch.io)、Nintendo Switch
- ジャンル:ピクセルホラー・アドベンチャー/サバイバルホラー
- プレイモード:シングルプレイ専用
開発・販売元
- 開発:Airdorf Games(インディーデベロッパー)
- パブリッシャー:New Blood Interactive(PC版/Switch海外版)、国内販売の詳細は未発表
FAITHの良い点
『FAITH:The Unholy Trinity』は、数多くのインディーゲームが群雄割拠する中で、特に「雰囲気作り」と「ホラー演出」で際立った評価を得ています。 80年代風のピクセルアートと極限まで抑えられたインターフェースが、プレイヤーの没入感を飛躍的に高めています。 また、宗教的モチーフや合成音声による恐怖演出は、他のホラーゲームにはない独特の味を生み出しています。
ピクセルアートと音響演出の完成度
本作の最大の魅力は、ローテクなドット絵と簡素なサウンドでプレイヤーに強烈な恐怖体験を与えることです。 あえて解像度を落とし、グラフィックを制限することで、プレイヤーの「想像力」に訴えかける演出が可能となっています。
音響面でも、ラテン語の祈祷や逆再生音声、合成音声の叫びなど、視覚だけでなく聴覚にもゾッとする要素が満載です。 こうした工夫によって、視覚的グロテスクさに頼らずとも、本能的な恐怖を呼び起こすことに成功しています。
ストーリー構成と分岐によるリプレイ性
『FAITH』は3部構成となっており、各章で新たな事件や謎が展開されていきます。 さらに、プレイヤーの選択によって複数のエンディングが用意されているため、繰り返しプレイしてすべてのルートを確認する楽しみもあります。
宗教的背徳、悪魔崇拝、人間の狂気などをテーマにした本作は、単なる「お化け屋敷ゲーム」ではなく、一貫した物語性とメッセージ性を持つ点が高く評価されています。
FAITHの悪い点
高評価の多い『FAITH:The Unholy Trinity』ですが、万人向けとは言い難い要素も存在します。 特にゲーム性やホラー表現の好みが分かれる部分があり、「プレイ体験の敷居の高さ」や「操作性への不満」などが挙げられます。 ここではその欠点を詳しく見ていきましょう。
操作性と難易度バランスの不均衡
本作の操作は非常にシンプルですが、その分、回避や攻撃アクションに自由度が少ないため、アクション性を求めるプレイヤーには物足りなさを感じさせます。 また、敵の動きが独特である一方で、プレイヤー側にできる行動が「十字架を掲げる」のみという制約が、一部では単調さと難しさが両立していると指摘されています。
特に第2章以降では、敵の行動パターンを理解しなければ即ゲームオーバーになる場面も多く、初見殺し的な設計がストレスになることもあります。
ホラー表現の「クセ」が強い
レトロ風ホラーであるがゆえに、視覚的には怖くないと感じるユーザーも少なくありません。 また、宗教モチーフやカルト的描写、悪魔崇拝などの表現に抵抗を感じる人には、精神的にきついと感じられる可能性があります。
さらに、合成音声によるセリフ回しや逆再生音などは、「不気味」さよりも「ギャグっぽく」感じてしまう層も一定数存在しており、ホラー演出が完全に万人受けするわけではありません。
FAITHによくある質問と回答
『FAITH:The Unholy Trinity』に関しては、プレイ前に気になる点がいくつかあります。 ここでは、購入前によくある疑問点をピックアップし、明確な回答をお届けします。
Q1. 日本語に対応していますか?
はい、対応しています。 2025年8月7日にリリースされるNintendo Switch版では、正式に日本語字幕・メニューが搭載される予定です。 過去のPC版でもユーザー有志による日本語MODが存在していましたが、今回は公式対応のため、安心してプレイできます。
Q2. セーブ機能はありますか?
章ごとの自動セーブ+一部手動セーブポイントがあります。 ただし、頻繁にセーブできるわけではないため、1プレイごとの集中力が重要になります。 プレイ中は定期的にセーブポイントを探すことが攻略の鍵となります。
Q3. 怖すぎてプレイできない人でも大丈夫?
本作のホラーは「びっくり系」より「じわじわ来る系」に分類されます。 グロテスクな描写よりも宗教的な不安感や不気味さを重視しており、 突然のジャンプスケアも一部にあるものの、精神的にじわじわとくるタイプのホラーが得意な人にはおすすめです。 怖さの質が気になる方は、YouTubeなどのプレイ動画で雰囲気を事前確認すると良いでしょう。
FAITHを最大限楽しむための設定・環境・周辺機器
『FAITH:The Unholy Trinity』はシンプルなビジュアルと操作性ながら、音と演出による没入感が非常に高い作品です。 その魅力を最大限に引き出すためには、適切な設定やプレイ環境を整えることが重要です。
ヘッドホンの使用は必須レベル
本作では合成音声や逆再生された祈祷、環境音など、音による恐怖の演出が最大の特徴です。 そのため、スピーカーでは聞き取りづらい細かな効果音や不気味な空気感を完全に体験するには、高品質なヘッドホンの使用が推奨されます。 おすすめは「密閉型」「バーチャルサラウンド対応」のヘッドホンです。
暗所+ノイズのない環境でのプレイ
部屋を暗くして、外音を遮断した状態でプレイすることで恐怖体験が大幅にアップします。 音に集中できる静かな時間帯(深夜など)に、ヘッドホンを装着してプレイするのが理想的です。
また、Switchでのプレイ時もテレビ出力よりも携帯モード+イヤホンの方が没入感が得られる場合があります。
画面サイズ・モニターの調整も重要
グラフィックがレトロ調であるため、大画面に引き延ばすと粗さが目立ちます。 そのため、やや小さめのモニターやノートPC画面でのプレイの方が雰囲気に合うという意見もあります。 画面比率は4:3を維持できる設定を選ぶのがおすすめです。
推奨周辺機器まとめ
カテゴリ | 推奨アイテム | 理由 |
---|---|---|
ヘッドホン | SteelSeries Arctis Nova 1 | クリアな中音域と密閉性 |
モニター | BenQ 24インチ 4:3対応 | レトロ調グラフィックに最適 |
環境 | 暗所・無音 | 音演出に集中できる |
FAITH好きは要チェック!関連作品&おすすめ神ゲー一覧
『FAITH:The Unholy Trinity』のようなレトロ×宗教×心理ホラーをテーマにしたゲームは希少ですが、同様の雰囲気を持つ名作も存在します。 ここでは、FAITHが気に入ったプレイヤーにおすすめしたい関連作品や類似ジャンルの神ゲーを紹介します。
『WORLD OF HORROR(ワールド・オブ・ホラー)』
日本の都市伝説×ラブクラフト神話を題材とした1bitホラーRPG。 強烈なレトロビジュアルと非現実的な世界観、プレイヤーの選択で展開が変わる構成が、FAITHと通じる狂気性を持っています。
『MADiSON(マディソン)』
一人称視点で進行するカメラ型ホラーアドベンチャー。 悪魔憑きや宗教儀式、血塗られた家系の歴史など、FAITH同様に「宗教的恐怖」を扱った名作。 リアルなグラフィックのため、より没入型の恐怖を味わいたい方に最適です。
『The Exorcist: Legion VR』
「エクソシスト」の公式VRゲーム。 実際に悪魔祓いを体験できる作品で、FAITHの題材をよりリアルに体験したいユーザーに向いています。 VR対応機器が必要ですが、体験は唯一無二。
おすすめ神ゲーまとめ表
タイトル | ジャンル | 対応機種 | おすすめポイント |
---|---|---|---|
WORLD OF HORROR | 1bitホラーRPG | PC / Switch / PS | 昭和ホラー×クトゥルフの融合 |
MADiSON | 一人称ホラー | PC / PS / Xbox / Switch | カルト的儀式×心理ホラー |
The Exorcist: Legion VR | VRホラー | PC VR / PSVR | 本格派エクソシズム体験 |
FAITHとMADiSONを比較!どっちを買うべき?
『FAITH:The Unholy Trinity』と『MADiSON』は、いずれも悪魔祓い・宗教的恐怖をテーマにした人気ホラー作品ですが、そのアプローチや表現スタイルには大きな違いがあります。 ここでは両者を比較し、どちらが自分に合ったゲームなのかを見極めるための判断材料を提供します。
グラフィックと雰囲気の違い
項目 | FAITH | MADiSON |
---|---|---|
グラフィック | 8bit風ドット絵 | リアルな3D |
演出スタイル | 抽象的・心理的 | 直接的・視覚的 |
音響演出 | 合成音・祈祷音声 | 環境音・声の演技 |
FAITHは「想像で怖がるタイプ」のプレイヤー向け、MADiSONは「ビジュアルとリアルな恐怖」に没入したい人に向いています。
ゲームプレイ・システム比較
項目 | FAITH | MADiSON |
---|---|---|
操作性 | シンプル(十字架使用中心) | 探索・写真撮影+パズル |
難易度 | 一部高め(初見殺し) | 中程度(慣れれば進行しやすい) |
エンディング分岐 | あり(複数) | 一本道 |
結論:どっちを買うべき?
・低スペックPCでも遊べて、宗教的心理ホラーをじっくり楽しみたい方 → FAITH
・高画質グラフィックで没入したい、ホラー映画的体験を求める方 → MADiSON
予算に余裕があれば、両方をプレイして比較してみるのも一興です。
FAITHのSNSからの期待と不安の声
発売を目前に控えた『FAITH:The Unholy Trinity』は、SNS上でも話題になっており、プレイヤーから寄せられる期待と不安の声が多数存在します。 特に、ピクセルアートによる恐怖演出や、宗教的テーマへの反応が多く見受けられます。
期待の声:「本気で怖い」「雰囲気が秀逸」と高評価
- 「ビジュアルはチープなのに、音と演出がマジで怖い…深夜にプレイして後悔した」
- 「ドット絵なのに心臓バクバク…久々に本物のホラーを味わった感じ」
- 「ホラー映画よりも怖いゲーム。聖書の引用が不気味すぎて鳥肌」
このように、シンプルなグラフィックに反して、音響と演出による「精神的な恐怖」が高評価を得ている点が明確です。
不安の声:「短すぎる」「怖くない」という意見も
- 「全体で3〜4時間程度で終わるらしく、ボリューム面が心配」
- 「昔のPCゲームっぽくて合わなかった。怖いというより奇妙?」
- 「ドット絵だから逆に怖くなかった。リアル系の方が好みかな」
一部ユーザーからは、「怖さの感じ方」「演出の好み」「プレイ時間の短さ」などを懸念する声が挙がっています。
まとめ:評価が真っ二つに分かれる“尖った作品”
FAITHは、演出や世界観を重視するプレイヤーからは絶賛される一方、リアルな映像やボリュームを求める層には賛否が分かれます。 そのため、「自分に合うかどうか」が評価を大きく左右するタイプのゲームと言えるでしょう。
FAITHは神ゲーかクソゲーか?(結論)
『FAITH:The Unholy Trinity』は、ピクセルアートによる恐怖演出と宗教的テーマの重厚な物語性を評価する層には、間違いなく“神ゲー”と呼ばれるべき作品です。 一方で、リアルなグラフィックや直感的な操作性を重視するプレイヤーにとっては、“クソゲー”とまでは言わずとも、合わない可能性があるジャンルです。
以下は5つの主要パラメーターによる評価です。
評価項目 | 点数(20点満点) | 解説 |
---|---|---|
恐怖演出 | 18点 | 音響と演出のシンクロが秀逸で、じわじわ来る恐怖が際立つ |
グラフィック | 14点 | 8bit風だが、それを活かした演出力は評価に値する |
物語性 | 17点 | 宗教と狂気の世界観が一貫しており、没入感が高い |
操作性・快適性 | 12点 | シンプルすぎて単調に感じる場面も。初見殺しがやや難点 |
リプレイ性 | 15点 | マルチエンディング・ルート分岐により複数回のプレイが楽しめる |
総合評価:76点/100点
以上の総合スコアより、『FAITH:The Unholy Trinity』は「クセはあるが、刺さる人には深く刺さる神ゲー寄りの作品」と予想します。 特にホラーや宗教的モチーフ、レトロゲームが好きな方には、間違いなくおすすめできるタイトルです。


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