「RAIDOU Remastered:超力兵団奇譚」は本当に神ゲー?それとも、ただの懐古リマスター?
2006年に登場した名作『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』が、現代に蘇る。
Switch2・PS5・PCなどに対応し、グラフィックやシステムを強化したリマスター版として、再び脚光を浴びる本作。
でも、リマスターって実際どうなの?面白さはそのまま?
「RAIDOU Remasteredは神ゲーか?クソゲーか?」という永遠の問いに、徹底レビューでズバリ答えます!
昔ハマった人も、今作が初めての人も必見!


RAIDOU Remasteredとは
『RAIDOU Remastered:超力兵団奇譚』は、2006年にPlayStation 2で発売された名作アクションRPG『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団』のHDリマスター作品です。
本作は、アトラスが誇る「真・女神転生」シリーズのスピンオフ作品として知られており、悪魔召喚とスタイリッシュな大正ロマンが融合した異色の名作です。
リマスター版では、グラフィックがHD化され、フルボイス化・ファストトラベル・オートセーブ機能などの追加により、現代プレイヤーにも遊びやすく進化しています。
また、新たに50体以上の悪魔が追加され、戦略性の高い悪魔合体システムも健在です。
Switch2やPS5などの最新機種に対応し、より快適なゲームプレイが実現されています。
RAIDOU Remasteredの世界観と魅力
舞台は、架空の大正時代「帝都」。
主人公・葛葉ライドウは「デビルサマナー」として、不可解な事件や謎を解き明かしていきます。
プレイヤーは悪魔を召喚し、共に戦いながら事件の真相に迫るスリリングな物語を体験します。
- レトロ×モダンな大正浪漫の演出
- 悪魔との絆や合体による育成システム
- 怪事件を追う推理的なシナリオ展開
また、本作の特徴である「戦闘と探索がシームレスに展開するアクション要素」も大きな魅力です。
従来のコマンドRPGとは異なり、リアルタイムアクションで繰り広げられる悪魔とのバトルは、戦略性と爽快感の両立を実現しています。
RAIDOU Remasteredの発売日・定価・対応機種・ジャンル・メーカー
本章では、『RAIDOU Remastered:超力兵団奇譚』の基本的な製品情報を詳しく解説します。
これから購入を検討している方も、すでに予約済みのファンも必見の情報です。
発売日・価格・対応機種
タイトル | RAIDOU Remastered:超力兵団奇譚 |
---|---|
発売日 | 2025年6月19日(木) |
通常版価格(税込) | 6,578円 |
デジタルデラックス版 | 8,778円 (サウンドトラック・アートワーク・DLC同梱) |
対応機種 |
|
ジャンル | アクションRPG |
レーティング | CERO C(15歳以上対象) |
開発・販売元
『RAIDOU Remastered:超力兵団奇譚』は、アトラス(ATLUS)が開発し、セガ(SEGA)より販売されます。
アトラスは『ペルソナ』や『真・女神転生』など、数々の名作RPGを手掛けており、本作もその高い品質と独自の世界観で注目されています。
RAIDOU Remasteredの良い点
『RAIDOU Remastered:超力兵団奇譚』は、ただの懐古リマスターではありません。
グラフィック、操作性、ゲーム体験の質まで、現代の基準にしっかりと対応しながら、オリジナルの魅力を損なわない仕上がりが評価されています。
ここでは本作の特に優れているポイントを詳しく紹介します。
HDリマスターで蘇る美麗なグラフィックと世界観
大正浪漫あふれる帝都の街並みや、妖艶で怪奇な雰囲気がHD化によってより鮮明に描写されています。
特にライティングやエフェクトの強化により、陰影や悪魔の存在感が格段にアップ。プレイヤーは没入感の高い探索を楽しめます。
フルボイス化で物語に臨場感が増加
オリジナル版ではボイスがなかったキャラクターたちが、全編フルボイス化されたことで感情表現がより豊かになりました。
ストーリーの没入感が飛躍的に向上しており、特にシリアスな場面や事件の真相に迫るシーンでは、緊張感や臨場感が際立ちます。
ファストトラベル・オートセーブなど現代的な快適機能を実装
今作ではマップ間の移動がスムーズになる「ファストトラベル」や、突然のゲームオーバーにも対応しやすい「オートセーブ」機能が搭載。
テンポの良いプレイが可能となり、時間が限られた現代のゲーマーにも非常に親切な設計です。
悪魔合体&管属システムで戦略性が大幅にアップ
本作では120体以上の悪魔が登場し、それぞれに属性(管属)や特技が異なります。
悪魔同士の合体による育成要素は健在で、戦略的なパーティ編成が求められるバトルが楽しめます。
「どう戦うか」を自分で組み立てる自由度の高さが魅力です。
新規プレイヤーにも優しいバランス調整
過去作のファンだけでなく、今作が初めての人でも迷わず楽しめるよう、難易度やUIに手が加えられています。
チュートリアルやヘルプ機能の充実により、アクションRPGに慣れていない人でも問題なく進行できます。
RAIDOU Remasteredの悪い点
『RAIDOU Remastered:超力兵団奇譚』は高評価を受けている一方で、すべての要素が現代の水準に完全対応しているわけではありません。
特にオリジナル版をベースにしている関係上、一部に時代を感じさせる点や、リマスターとしての限界が見える部分もあります。
ここでは、プレイヤーから指摘されているマイナスポイントを冷静に見ていきましょう。
一部システムに旧世代の名残がある
例えば、メニューUIや一部の操作系がやや古臭く感じる場面があります。
キャラクターの移動や戦闘時のカメラワークなど、現代のアクションRPGと比較すると不自然な挙動が目立つこともあります。
これはオリジナル版の構造を踏襲していることによるもので、完全な刷新がなされていない点が惜しいところです。
難易度バランスに賛否あり
強化された敵のAIや、属性相性のシビアさにより、序盤から手応えのある難易度になっています。
この難しさが魅力という声もある一方で、ゲーム初心者にはハードルが高いと感じるケースもあります。
難易度設定がもう少し柔軟であれば、より幅広い層に受け入れられたかもしれません。
演出テンポがやや冗長
カットシーンや一部のセリフ演出が丁寧すぎるがゆえに、プレイのテンポが中断されてしまうという意見もあります。
特に周回プレイを考えているプレイヤーにとっては、スキップや早送り機能の強化が望まれる部分です。
追加コンテンツが限定的
リマスターという性質上、新ストーリーやエクストラモードなどの追加要素はありません。
あくまで「完成された原作を現代的に再構成したもの」であり、新鮮な体験を求める人にはやや物足りなさが残る可能性もあります。
RAIDOU Remasteredは神ゲーかクソゲーか?(結論)
結論から言えば、『RAIDOU Remastered:超力兵団奇譚』は「懐かしさと革新性が共存したハイクオリティな神リマスター」と言えるでしょう。
確かに一部で古さを感じる部分はありますが、物語性・育成システム・演出・快適機能のバランスが高水準でまとまっており、総合的に見て高評価に値する作品です。
5つの評価パラメーターと総合得点
評価項目 | 点数(20点満点) | 詳細 |
---|---|---|
グラフィック | 18点 | HD化により大正浪漫の世界が見事に再現されている。演出も細やか。 |
操作性・UI | 15点 | 一部旧仕様が残るが、ファストトラベルやオートセーブは高評価。 |
ストーリー・演出 | 19点 | 大正×悪魔召喚の独自世界観に引き込まれる。フルボイスで臨場感UP。 |
ゲームシステム | 17点 | 悪魔合体・管属バトルの戦略性が深く、やり込み要素も充実。 |
コスパ・ボリューム | 16点 | リマスターとしては妥当な価格。追加要素が少ない点はやや惜しい。 |
総合評価 | 85点/100点 | 懐かしさと進化が共存した正統派リマスター |
特に、Switch2やPS5といった高性能機での快適な動作と、HDグラフィックによる再現性の高さは高く評価されるポイントです。
原作を知るファンはもちろん、「悪魔召喚×アクションRPG」に初めて触れる新規プレイヤーにも、安心しておすすめできる一本です。

これで安心してSwitch2ごと予約できるわっ♪(財布は召喚できないけどね!)

次は『ライドウ 対 アカウント残高』編の始まりでしょうか…
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