『軒轅剣 雲と山の彼方』は神ゲーか?それともクソゲーか?
中国発の名作RPG『軒轅剣』シリーズ最新作がついに登場!
美麗なグラフィック、奥深いストーリー、戦略的なバトルシステム……果たして本作はプレイヤーの期待に応えられるのか?
実際にプレイした感想やレビューをもとに、本作の魅力と欠点を徹底解説します。
購入を迷っている方は必見!


『軒轅剣 雲と山の彼方』とは
『軒轅剣 雲と山の彼方』は、中国発の伝統的なRPGシリーズ『軒轅剣』の最新作です。
本作は、古代中国を舞台にした壮大なストーリーと、戦略的なターン制バトルを特徴とするRPGであり、特に歴史や神話に基づいた重厚な世界観が魅力です。
『軒轅剣』シリーズの歴史
『軒轅剣』シリーズは台湾のDOMO Studioが開発し、1990年に第一作が誕生しました。
シリーズは長年にわたり進化を遂げ、中国国内では「軒轅剣=中国版ファイナルファンタジー」とも評されるほどの人気を誇ります。
そのため、本作もシリーズファンから大きな期待を寄せられている作品です。
どんなゲームなのか?
『軒轅剣 雲と山の彼方』は、以下のような要素を持つ作品です:
- 壮大なストーリー: プレイヤーは主人公として古代中国の世界を冒険し、さまざまなキャラクターと出会いながら歴史を紡ぐ。
- 戦略的なターン制バトル: 伝統的なコマンド式バトルに、特殊なスキルやフォーメーション戦略が加わる。
- 美麗なグラフィックとアート: 中国文化を意識した繊細なデザインと幻想的な背景美術が魅力。
- 多彩な育成・カスタマイズ: キャラクターのスキルや装備を強化し、自分好みのプレイスタイルを構築できる。
本作は、シリーズ初心者でも楽しめるような作りになっており、RPG好きなら一度はプレイしておきたい作品といえるでしょう。
『軒轅剣 雲と山の彼方』の発売日・定価・対応機種・ジャンル・メーカー
発売日
『軒轅剣 雲と山の彼方』の発売日は以下の通りです。
- PC(Windows): Microsoft Storeにて配信中
- Nintendo Switch(日本版): 2025年3月13日発売予定
定価
現時点での価格は未確定ですが、Nintendo Switch版の通常価格は6,380円(税込)と予想されています。
PC版はMicrosoft Storeにて販売されており、価格は変動する可能性があります。
対応機種
本作の対応プラットフォームは以下の通り。
- Nintendo Switch
- PC(Windows / Microsoft Store)
現時点ではPlayStation版のリリース情報はありません。
ジャンル
本作のジャンルは「アクションRPG」。
ターン制バトルではなく、リアルタイムアクションを採用しており、ダイナミックな戦闘が楽しめます。
メーカー
開発元: Softstar Technology(中国)
販売元: GSE(Game Source Entertainment)
予約・購入情報
『軒轅剣 雲と山の彼方』は各ゲームショップやオンラインストアで予約・購入可能。
特典付きパッケージ版も登場する可能性があるため、予約情報をチェックしましょう。
『軒轅剣 雲と山の彼方』の良い点
『軒轅剣 雲と山の彼方』は、シリーズの魅力を継承しつつ、現代向けに進化したアクションRPG。
ここでは、実際にプレイして感じた本作の優れたポイントを紹介します。
美麗なグラフィックと幻想的な世界観
本作は、中国の伝統文化や神話を背景にした壮大な世界観が特徴です。
- 水墨画風の美しいビジュアルが、まるで中国絵画のような幻想的な雰囲気を演出。
- キャラクターデザインや衣装も、中華風ファンタジーの魅力を存分に表現。
- 背景やフィールドの作り込みが細かく、探索が楽しい。
戦略性のあるアクションバトル
本作のバトルはターン制ではなく、リアルタイムアクションを採用。
- 多彩な武器やスキルを駆使して戦う戦略的なバトルが楽しめる。
- 敵の攻撃を回避しながらカウンターを狙う、スリリングな戦闘システム。
- スキルの組み合わせや武器の強化など、やり込み要素も豊富。
奥深いストーリーと魅力的なキャラクター
中国神話をモチーフにしたストーリーは、シリーズならではの魅力。
- 古代中国の伝説や歴史をベースにした、ドラマチックな物語が展開。
- 登場キャラクターの個性が光り、感情移入しやすいストーリー構成。
- プレイヤーの選択によって物語が変化する要素もあり、リプレイ性が高い。
ボリューム満点の探索要素
本作はフィールド探索の要素が豊富で、プレイヤーを飽きさせません。
- 広大なマップを自由に探索でき、隠しエリアや宝箱などの収集要素も充実。
- パズル要素を含むダンジョン攻略があり、単調にならない。
- サブクエストやミニゲームが多く、メインストーリー以外の遊び方も楽しめる。
音楽とサウンドが秀逸
中華風のBGMがゲームの雰囲気にマッチし、没入感を高めます。
- 壮大で情緒的なオーケストラ風サウンド。
- 戦闘時のBGMは迫力があり、戦いを盛り上げる。
- キャラクターボイスは豪華な声優陣が担当し、演技力も高評価。
『軒轅剣 雲と山の彼方』の悪い点
『軒轅剣 雲と山の彼方』は魅力的な作品ですが、いくつか気になる点も存在します。
ここでは、実際にプレイして感じた改善してほしいポイントを紹介します。
操作性にやや難あり
本作のアクションバトルは魅力的ですが、操作性に難があると感じる場面も。
- キャラクターの挙動がやや重く、回避や攻撃のタイミングがシビア。
- カメラワークが不安定な場面があり、戦闘中に視界が悪くなることも。
- UI(ユーザーインターフェース)が直感的でないため、慣れるまでに時間がかかる。
バグやフレームレートの低下
特にNintendo Switch版では、フレームレートが安定しないことが報告されています。
- 特定の場面で処理落ちが発生し、カクつくことがある。
- バグやグリッチが散見され、ゲーム進行に影響を及ぼす場合も。
- 今後のアップデートで改善される可能性はあるが、現時点では不安要素。
ロード時間が長い
本作はフィールド探索が楽しい一方で、エリア移動時のロード時間がやや長め。
- 特にNintendo Switch版は、ロードが長く感じることがある。
- 場面によってはテンポが悪くなり、没入感が損なわれることも。
- SSD搭載のPC版では比較的快適にプレイできる。
一部のクエストやイベントが単調
メインストーリーは面白いものの、サブクエストの作り込みがやや甘い印象。
- お使い系のクエストが多く、作業感を感じることも。
- 敵の種類が少なく、戦闘が単調になりがち。
- 一部のボス戦はギミックが少なく、戦略性に欠ける。
日本語ローカライズの質にバラつきがある
本作は中国発のゲームのため、日本語ローカライズの質にばらつきが見られます。
- 一部の翻訳が不自然で、意味が分かりにくい箇所がある。
- キャラクターボイスは中国語のみで、日本語吹き替えは未対応。
- ゲームの世界観には合っているが、日本のRPGと比べると違和感を覚えるプレイヤーもいる。
『軒轅剣 雲と山の彼方』は神ゲーかクソゲーか?(結論)
『軒轅剣 雲と山の彼方』は、美麗なグラフィックと奥深いストーリーが魅力のアクションRPG。
しかし、一部の操作性やフレームレート問題、翻訳の質などが惜しいポイントとなっています。
以下の5つのパラメーターで本作を評価しました。
5つの評価パラメーター
評価項目 | スコア(20点満点) |
---|---|
グラフィック・演出 | 18 / 20 |
ストーリー・世界観 | 17 / 20 |
バトルシステム | 15 / 20 |
快適さ・操作性 | 12 / 20 |
ボリューム・やり込み要素 | 16 / 20 |
総合得点 | 78 / 100 |
総評
『軒轅剣 雲と山の彼方』は、「神ゲー一歩手前の良作RPG」と評価できます。
- グラフィックや世界観は文句なしの美しさ。
- 戦闘システムも悪くないが、操作性に難があるのが惜しい。
- フレームレートの安定性や日本語ローカライズの質が改善されれば、より評価が上がる可能性あり。
総じて、「神ゲー寄りの佳作」と言える出来。
アクションRPGが好きで、中国神話の世界観に興味がある人にはおすすめですが、操作性やフレームレートに不安がある人は、PC版を選ぶのが無難です。


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