あなたは『英雄伝説 空の軌跡 the 1st』が神ゲーかクソゲーか、気になりませんか?
2025年のリメイク作品として登場する本作は、果たして往年の名作を超えるのか。
対応機種やゲーム性の進化、良い点・悪い点を徹底検証し、最終評価で総合得点を出します。
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『英雄伝説 空の軌跡 the 1st』とは
『英雄伝説 空の軌跡 the 1st』は、日本ファルコムが開発・販売するRPGで、2004年に登場した名作『英雄伝説 空の軌跡FC』をフルリメイクした作品です。
20年以上愛されてきた原作の雰囲気を活かしつつ、最新ハード向けに再構築されたビジュアルとシステムが特徴です。
本作の魅力は、何といっても奥深いストーリーとキャラクター描写にあります。
主人公エステル・ブライトとヨシュア・ブライトが織りなす人間ドラマと、世界を揺るがす陰謀の中で成長していく姿に、心を打たれるプレイヤーも多いはずです。
リメイク版ならではの強化ポイント
2025年版のリメイクでは、以下のようなアップデートが行われています。
項目 | 内容 |
---|---|
グラフィック | 3Dモデルを一新。原作の温かみを残しつつ現代的に進化 |
バトルシステム | 「フィールドアクション」と「コマンドバトル」をシームレスに切替 |
演出 | クラフト・Sクラフトがより派手かつダイナミックに |
ボイス | 主要キャラにフルボイス対応(※未確定) |
これらの改善によって、新規ユーザーにも馴染みやすく、往年のファンにも新鮮な体験を提供できるようになっています。
『英雄伝説 空の軌跡 the 1st』の発売日・定価・対応機種・ジャンル・メーカー
本作『英雄伝説 空の軌跡 the 1st』は、2025年9月19日(金)に発売予定となっており、長年待たれていた「空の軌跡」シリーズの完全フルリメイク第1作目として注目を集めています。
発売元は日本ファルコム株式会社。1980年代から続く老舗RPGメーカーで、「軌跡シリーズ」の制作には定評があります。
ジャンルはストーリードリブン型RPG(ロールプレイングゲーム)で、戦略性の高いバトルシステムと濃密なストーリーテリングを融合させています。
基本情報一覧
項目 | 詳細 |
---|---|
タイトル | 英雄伝説 空の軌跡 the 1st |
発売日 | 2025年9月19日(金) |
対応機種 | Nintendo Switch、PlayStation 5、PC(Steam) |
価格(通常版) | 8,800円(税込) |
限定版(ブレイサーBOX) | 15,400円(税込) |
ジャンル | ストーリーRPG |
開発・販売 | 日本ファルコム株式会社 |
「対応機種の広さ」もポイントで、家庭用ゲーム機からPCまで幅広くカバーしています。
Switchでは携帯モードでのプレイが可能で、PS5版では高解像度かつ高フレームレートを実現。ユーザーのプレイスタイルに合わせた選択が可能です。
さらに限定版では、オリジナルサウンドトラックや世界観資料集『The Encyclopedia:Liberl Kingdom』など豪華な特典が封入されています。
『英雄伝説 空の軌跡 the 1st』の良い点
『英雄伝説 空の軌跡 the 1st』の最大の魅力は、原作のストーリーの良さをそのままに、最新の技術で再構築された世界観と演出の進化です。
RPGとしての基本を大切にしながら、操作性や視認性の改善、演出の強化など、プレイヤー体験を向上させる工夫が多数盛り込まれています。
圧倒的なストーリーとキャラクター
「空の軌跡」シリーズは、シリーズを通して語られる重厚な物語が特徴ですが、本作ではその第一歩としての導入が非常に丁寧に描かれています。
- エステルとヨシュアの微妙な関係性が丁寧に描かれている
- 政治的な陰謀、国家間の思惑が背景にあり、世界観に深みがある
- サブキャラにも個別のエピソードが存在し、没入感を強化
単発のRPGでは味わえない「続編ありきの構成美」を感じさせるシナリオで、物語が進むたびにどんどん引き込まれます。
バトルシステムの刷新と選択肢の広さ
戦闘システムには、2つのモードが用意されており、ユーザーの好みに応じて選べる点が高評価です。
モード | 特徴 |
---|---|
フィールドアクション | シンボルエンカウント式で、敵との接触が戦闘に繋がる |
コマンドバトル | 従来のターン制バトルを踏襲し、戦術的な行動が可能 |
また、アーツ(魔法)やクラフト(必殺技)といったシリーズ独自の要素も健在で、戦闘に戦略性と爽快感を加えています。
リメイクならではの高品質なビジュアル
旧作ではドット絵で表現されていたキャラクターや背景が、今作ではフル3Dでモデリングされ直されており、没入感が格段に向上しています。
- キャラクターの表情や動きがより豊かに
- 街や自然環境の再現度が高く、歩き回るだけでも楽しい
- カットシーンの演出が強化され、シリアスなシーンに感情移入しやすい
グラフィック強化により、プレイヤーが物語により深く共感できるようになっているのが、本作の強力なアドバンテージです。
『英雄伝説 空の軌跡 the 1st』の悪い点
『英雄伝説 空の軌跡 the 1st』は高評価を得やすいリメイク作品ですが、いくつかの懸念点や改善の余地も見受けられます。
新規ユーザー・原作ファン双方の視点から、以下に具体的な「悪い点」を挙げていきます。
テンポの悪さと冗長な会話シーン
原作のストーリーを忠実に再現している反面、テンポが遅いと感じるプレイヤーも多いです。特に序盤のイベントや町人との会話が長く、「ゲームをしている」というより小説を読んでいる感覚になりがちです。
- 冗長なセリフ回しが多く、スキップしづらい構成
- 探索よりも会話イベントが中心で、テンポが緩慢に感じられる
- 現代のテンポ重視プレイヤーには退屈に映る可能性も
世界観や人物関係を深く理解するには有効ではあるものの、すぐにバトルやアクションを楽しみたい層には不向きといえます。
ボイス対応が一部のみ(予定)
現時点での情報では、全編フルボイス化は未定です。これにより、イベントシーンでボイスがあるキャラと無音のキャラが混在し、没入感を妨げる可能性があります。
- 主要キャラのセリフはボイスあり、モブキャラやサブイベントはテキストのみ
- 感情が重要なシーンで声がないと、感動の度合いが下がる懸念
- ファンからは「フルボイスにしてほしかった」との声も
リメイクとしての完成度を高めるには、全キャラの音声収録が望まれます。
リメイク範囲が「FC(第1章)」のみ
今作は「空の軌跡」3部作のうち第1章に該当する『FC(First Chapter)』のみのリメイクとなっており、物語が途中で終わる構成となっています。
作品名 | 内容 | リメイク状況 |
---|---|---|
FC(the 1st) | 物語の序章、世界観とキャラ導入 | 今回のリメイク対象 |
SC(Second Chapter) | 本筋の進展と敵組織の全貌 | 未リメイク |
3rd(the 3rd) | 補完・後日譚的構成 | 未リメイク |
エンディングが「次回作への引き」として終わるため、完結感に欠けるという点が不満に繋がる可能性があります。
特に初見プレイヤーは「ここで終わるの?」と戸惑うかもしれません。
『英雄伝説 空の軌跡 the 1st』は神ゲーかクソゲーか?(結論)
『英雄伝説 空の軌跡 the 1st』は、極めて高品質なリメイクであることは間違いありません。
原作の持つ重厚なストーリーやキャラクターの魅力をしっかりと残しながら、グラフィック・バトルシステム・演出面での現代化が成功しています。
一方で、全体的なテンポ感やボイスの不完全実装、そしてシリーズ構成上の「第1章のみ」の展開という点で、万人向けではないという意見も否定できません。
5つの評価パラメーターによる総合レビュー
評価項目 | 評価点(20点満点) | 評価内容 |
---|---|---|
ストーリー | 19/20点 | 感情移入度が高く、先が気になる構成。シリーズ通して評価の高い脚本 |
キャラクター | 18/20点 | エステルとヨシュアの成長、脇役まで魅力的。ボイス未対応が惜しい |
システム | 17/20点 | 戦闘と探索のバランスが良い。UIやテンポに改善の余地あり |
グラフィック・演出 | 19/20点 | リメイクとして非常に高品質な映像体験。街並みの再現度も高い |
コストパフォーマンス | 16/20点 | ボリュームは十分だが、1章のみの構成に割高感を感じる可能性も |
総合得点:89点 / 100点
神ゲー寄りの名作リメイク!
特にシリーズファンやストーリー重視のプレイヤーには強く推奨できる作品です。
ただし、「テンポ重視」「完結感を求める」方は注意が必要です。
今後SC・3rdのリメイク展開が予定されていれば、本作を皮切りに「軌跡シリーズ」に初めて触れる絶好のタイミングとも言えるでしょう。

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